はじめに

シーリング材といえば?と聞かれてレクセルを思い浮かべる人は少ないのではないでしょうか。
こんにちは、ハスムです。
シリコンシーラントやバスコークと比較するとマイナーなレクセルですが、実はとても汎用性が高く、万能なシーリング材です。

僕自身も様々なシーンで使用しており、非常に使い勝手の良いシーリング材なのですが、あまり知られていないんですよね
今回、そんなレクセルをより多くの人に使ってほしいという想いから記事にすることにしました!
僕の記事ではシーリング材と表記していますが、コーキング剤もほぼ同じ意味です。
シーリングとコーキングの違いについては別の記事で解説する予定です。
レクセルとは


まずはレクセルについて、簡単にご紹介します。


レクセルはアメリカのSashco(サシュコ)社が開発したシーリング剤で、日本では日建総業㈱が輸入・販売をしています。
主に7つの特徴があります。
1.多くの素材に強力接着する
2.対候性・耐水性があり、濡れた表面でも接着できる
3.プライマー処理が不要
4.塗装が出来る
5.弾力性に優れており、よく伸びる
6.シリコンシーラントの19倍の透明度がある(クリアタイプ)
7.防カビ効果がある
8.原状復帰が出来る(完全硬化後、除去する事が可能)
上記のことから、高い汎用性があることが分かると思います。
輸入元の日建総業さんによるYouTube動画です👇ご参考まで。



僕はチューブタイプのクリアをよく使用しています!


使用例


実際に僕が使用してきた例をいくつか紹介します。
実例1 ビス穴のシーリング


エアコンダクトカバーを交換する際、ビスを抜いた後の穴にレクセルを充填して防水しました。
外壁の塗装も併行していたので、塗装可能なレクセルの特徴が活きた場面でもあります。
実例2 エアコン用化粧ダクトの防水処理


ダクト内に雨水が侵入しないように、レクセルを塗布しました。
ここも塗装したので特徴が活きたのですが、仮に塗装しなかった場合でも、透明なので目立たないというのが良いです。
実例3 イカリングの固定


ヘッドライト加工をした際、イカリングの接着に使用しました。
修理する場合に原状復帰が出来るのと、透明なので接着部分が目立たないという2点が適材だったと思います。
実例4 屋根の補修


屋根の塗装をしたときにスレート瓦を破損してしまったのですが、レクセルで接着して補修しました。
対候性があるのと、いずれまた屋根を塗装するときにレクセルであれば塗装ができるというのが決め手になりました。



写真はないのですが、その他にも色々な場面で接着、防水処理に役立っています!
おわりに


今回は、万能シーリング剤のレクセルについて紹介しました。
防水処理から接着まで、幅広く使えるシーリング剤というのがお分かりいただけたと思います。
チューブタイプは長期保存も可能なので、1本常備しておいても良いかもしれません。





経年によって中身が多少固くなりますが、3、4年は固くならずに使える印象です
というわけで今回は以上です。
最後までご覧頂きありがとうございました(o_ _)o))
またお会いしましょう!
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