はじめに

『ちょっとチープなんだよなぁ…』
こんにちは、ハスムです。
いきなり何の話し?って感じですが、これ、アクアのドアスイッチパネルのことで、質感がちょっと安っぽいんですよね。

モニターやルーバー周りがピアノブラックになっているだけに、ここもピアノブラックにすれば高級感+統一感が出せそうです。

ただ、換装するにしても安くはないのでDIYでやっていきたいと思います!
作業手順

今回の作業は、下地作りと塗装が主な作業です。
それでは順番に紹介していきます。
1.スイッチパネルの取り外し
2.シボ取り
3.マスキング
4.下地作り
5.塗装
6.仕上げ
1.スイッチパネルの取り外し
まずはドアスイッチパネルを外します。

クリップリムーバーを差し込み、軽くコジると外せます。
その後コネクターを抜き取り、スイッチAssyを外したら完了です。


スイッチAssyはビス留めされているだけなので、ドライバーで簡単に外せます。
2.シボ取り
次いで、シボ取りです。

パネルの表面にはシボ加工が施されている為、まずはこのシボを均します。

つまり、このシボを均してから塗装しないとピアノブラックにはなりません!
スポンジヤスリは信頼の3M製です。


ファイン→スーパーファインの順にヤスリを掛けて均しました。


目詰まり防止の観点から水研ぎにしています。
ペーパーヤスリでも均すことは可能ですが、曲面を削る場合はスポンジヤスリのほうが適しています。
上がヤスリ掛け前、下がヤスリ掛け後です。


写真だと分かりにくいですが、シボが均されて平らになりました。
3.マスキング
今回の塗装はパネルの縁を塗り分けるため、マスキングをします。




縁に沿ってマスキングテープを貼りました。



縁は塗装せず別パーツ感を出したほうが良いと判断しました!
4.下地作り


プラサフを吹き、下地を作っていきます。


薄吹きを繰り返して塗膜を作りました。


このあと塗装面を磨くので、プラサフは厚めに塗っています。
プラサフ(プライマーサーフェーサー)には、傷を埋める効果と上塗り塗料の密着性を上げる効果があり、下地作りには欠かせない工程です。
1時間ほど乾燥させ、再度スポンジヤスリで均します。


スーパーファイン→ウルトラファインの順で表面がツルツルになるまで磨きました。


塗装系のカスタムは下地で9割決まってくるので、非常に重要な工程です。
しっかりと均して平滑な下地を作りました。
5.塗装


まずはブロワで埃を吹き飛ばします。





ブロワは無くても化粧ブラシ等で埃を落とせば大丈夫です!


塗装面に異物が無いのを確認し、黒を塗装していきます。




液垂れしないように薄く吹きつけるのがポイントです。
全体的に色が乗ってきたら、10分ほど乾燥させ、2回目を塗ります。


更に10分ほど乾燥させ、3度塗りで黒の塗装は完了です。


その後1時間ほど乾燥させ、塗装面を磨いて均します。


スポンジヤスリのウルトラファイン→マイクロファイン→耐水ペーパーの2000番という順で磨きました。




これをすることで塗装面独特のゆず肌が解消するのですが、今回は一度に厚く塗りすぎてしまったため、塗膜にシワがよってしまい解消できませんでした💦





ここはいずれリベンジしたいと思います!
塗装面の磨きが終わったら、クリアを吹き付けます。


こちらも黒の時と同じ要領で、3度塗りです。


クリアを吹いたら、塗膜のシワは目立たなくなりました。
塗り終わったら、塗料が乾く前にマスキングを剥がします。


問題なく塗り分け出来ました。


6.仕上げ


クリア乾燥後、研磨剤で表面を仕上げていきます。


3000番→7500番→9800番の順に磨いて仕上げました。
それっぽく仕上がったと思います。


ただ、ピアノブラックというよりは普通のツヤ有りブラックに近い印象です。
最後に、パネルを元の位置に戻したら完成です。


純正のピアノブラックと比較すると見劣りしますが、元のプラスチックよりは見栄えが良くなったかなと思います。







統一感も出ました!
使用工具・資材の紹介
今回の作業で使用した工具や資材の紹介です。














おわりに


今回はドアスイッチパネルのピアノブラック化をやってみました。
ちょっと完成度は低くなってしまったのですが、元のプラスチックと比較すると車内に高級感と統一感が出たんじゃないかなと思います。
それほど難しい作業はないので皆さんも是非やってみてください!
動画もありますので、そちらも是非。
というわけで今回は以上です。
最後までご覧頂きありがとうございました(o_ _)o))
またお会いしましょう!
動画はこちら👇
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