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初心者の方必見!インパクトドライバーの賢い選び方

トップ画引用:mybest

目次

はじめに

DIYを始めるとき、多くの人が最初にそろえる電動工具、それがインパクトドライバーです。

こんにちは、ハスムです。

これがあれば、簡単な家具の組み立てから日曜大工、車いじりまで、DIYの様々なシーンで作業がスピーディになるため、非常に人気のある電動工具です。

ただ、種類多すぎてどれを買えばいいのかってしまうという問題がありますよね。

HASM

僕自身がまさにそうでした(^^;)

そこで、今回はインパクトドライバーの賢い選び方について解説していきたいと思います。

種類の多さについて

画像:mybestより引用

そもそも、なぜインパクトドライバー1つでこんなにも種類があるのかというと、それは使う人場所用途によって求められる性能違うからです。

例えば、大工さん(建築)の場合、ハイパワーで防塵性が高いモデルが必要ですが、電気屋さん(電気工事)の場合、そこまでパワーはいらないため、コンパクトで取り回しの良いモデルが人気だったりします。

また、新しいモデルが出ても古いモデルを廃盤にせず残すことが多いため、モデルがどんどん増えていっているというのも理由です。

プロ用と家庭用

もう1つ種類が多くなっている理由として、ほとんどの電動工具はプロ用と家庭用に分かれてラインナップされているという点があげられます。

毎日長時間使用することを想定して作られているプロ用と、そうではない家庭用とでは根本的に部品の精度や強度が違います。そのぶん、家庭用はリーズナブルな価格なのですが、価格よりも性能や信頼性を重視したいという理由から、素人のくせにプロ用を使用している人もいます。(僕がそれです笑)

尚、各メーカーともプロ用と家庭用ではカラーリングを変えて識別しやすいようにしています

  ハイコーキ プロ用カラー
   ハイコーキ 家庭用カラー
 

画像:ハイコーキHPより引用

選び方について

種類が多い理由は分かったけど、何をどう選べばいいんだろう?

ではどうやって選ぶのか?ということですが、一番の判断基準は用途です。

つまり、インパクトドライバー用途使用するのかによって変わってくるということですね。

例えば、ウッドデッキを作りたい人と車いじりに使いたい人では、必要な機能が違ってきます。

次に大切なのが価値観です。

例えば『ちょっと性能が悪くてもいいからとにかく安い方が良い』とか『所有欲を満たしてくれるような一流メーカーの製品が良い』とか、人によって価値観が違いますよね。

それについて僕が大切にしていることは、安心して使えるかどうかということです。

何をもって安心とするかは『十分機能信頼性有する製品』という感じですね。

その上で、コストパフォーマンスが高ければ文句無しです!

ハスム

長く安心して使っていける工具は愛着も湧きます(*^^*)

必要な知識

用途は決まってるけど、どうやってそれを見極めるんだろう?

ここでは、自分の用途に合ったものを選ぶために必要な知識を解説します。

主に下記の6つです。

必要な知識

1.メーカー
2.給電方式
3.バッテリー電圧とカテゴリー
4.バッテリーの規格と互換性
5.締め付けトルク
6.重量と操作性

1.メーカー

引用:voltechno

信頼性の高い主なメーカー5社について解説します。

メーカー      特徴
マキタ 国内電動工具メーカー最大手。プロユースから家庭用まで豊富なラインナップを揃えており、『電動工具といえばマキタ』と言われるほど認知されている。ファンが多く海外での人気も高い。
BOSCH
(ボッシュ)
ドイツの世界シェアトップクラスのメーカー。やはりプロユースから家庭用まで豊富なラインナップを揃えている。特に家庭用のホーム&ガーデンというシリーズが魅力的で、インパクトドライバーにおいても他メーカーではプロ用にしかない変速機能がついていたりする。ジョイフル本田での取り扱いが多く、たくさんのBOSCH製品に触れることができるので、興味がある方は一度足を運んでみる価値有り。
ハイコーキ
(旧日立工機)
マキタと並んで国内トップクラスの電動工具メーカー。こちらも製品ラインナップが豊富で品質も間違いない。通常、プロ用と家庭用ではバッテリも別物だが、ハイコーキだけは互換性があるため、物によってプロ用と家庭用を使い分けたい人には大きなメリットがある。
京セラ
(旧リョービ)
国内シェア3位。高品質でコスパに優れた製品を多く出しており、個人的にかなり好きなメーカー。ただ、バッテリー式の工具については少し弱い印象。
DeWALT
(デウォルト)
アメリカの老舗電動工具メーカー。1960年にBLACK+DECKER(ブラック&デッカー)に買収されるが、プロユース向け本格ブランドとして展開し続けている。製品のラインナップは少なめ。因みに、BLACK+DECKER本体はDIY向けにリーズナブルな製品を出しているが、スペックもそれなりなのでお買い得感はなく、個人的にはあまり惹かれない。
HASM

僕はマキタの製品を使用しています!

2.給電方式

インパクトドライバーには、コード式AC電源機と、コードレス式バッテリー電源機という2種類給電方式があります。

やはり使いやすいのはバッテリー電源機のほうです。

AC電源機も低価格が魅力ではあるのですが、この工具は移動しながら使うことも多いだけに、僕はバッテリー電源機一択かなと思います。

3.バッテリー電圧とカテゴリー

電動工具は18Vや14.4V等の電圧によってカテゴライズされており、さらに同じ電圧でもプロ用と家庭用で分かれています。

これについては下記の表に特徴を記載しました。

7.2V 低出力で動かせる工具のカテゴリー。インパクトドライバーに関しては、ペン型のモデルが出ているが、通常のガングリップ型のインパクトドライバーはリリースされていない。
10.8V バランスが良いカテゴリー。軽量で扱いやすくパワーもそこそこあり、互換性もまぁまぁ。本体、バッテリ共に割安なので、プロ用が欲しいけど価格も抑えたいという人はここがおすすめ。家庭用に関してもやはり扱いやすく、ライトな作業がメインで安く抑えたいという人にはうってつけ。
14.4V 微妙なカテゴリー。一昔前は最上位機種がここに集合していたが、18Vの登場により現在はメーカーがあまり力を入れていないという事情がある。10.8Vよりもハイパワーで製品数も多いが、今後の製品展開を考えると18Vを選んだほうが無難。ただし、マキタの家庭用シリーズは14.4Vがメインになっており、そこの存在価値は十分にある。
18V どのメーカーもフラッグシップモデルを出しているのがこのカテゴリー。プロ用に関しては正直オーバースペックだが、ラインナップが抜群なため色々な工具を揃えたい人にとっては価値がある。家庭用に関しては、十分なパワーがありつつも価格はリーズナブルなので人気が高い。

4.バッテリーの規格と互換性

どのメーカーも、同じシリーズであればバッテリー付け替えるだけで全工具使えるように互換性をもたせています。

そのため、インパクトドライバー以外にも工具を揃えたいという人は、メーカーシリーズ統一したほうがコストダウンになるので、そこも視野に入れて選ぶと良いでしょう。

バッテリー容量については、1Ah〜6Ah程度の幅があり、容量が大きくなるほど長時間使えますが、重量と価格が上がります。

5.締め付けトルク

締め付けトルクとは、ねじり強さを表したもので、Nm(ニュートンメートル)という力の単位で表記されます。

この数値が高いほど、高負荷な作業が可能になります。

例えば、長い木ネジを打ったり、大きめの下穴を開ける作業など、本格的な木工DIYの場合は高トルク必須になります。

作業内容 トルクの目安
家具の組み立て・バンパーの脱着等 5~25N・m
日曜大工全般・単管パイプの組み立て等 60~110N・m
小屋・ウッドデッキ作り等 110~180N・m

6.重量と操作性

インパクトドライバーは手で持ちながら色々向き使うため、操作性がとても大切です。

そして、これは重量アダプターでほぼ決まります。

HASM

基本的に軽ければ軽いほうが良いです!(重いと腕が疲れます)

アダプターについては別の記事で解説する予定です。

ただ、本体の重さはどれを選んでもそんなに変わらず、実はバッテリーによるところが大きいです。

例えばマキタの18V/6Ahのバッテリーでは、それだけで約700gの重量になりますが、これが2Ahにサイズダウンすると380gになります。

この差は大きいです!

バッテリーが重いと重心が下がるので、カムアウトしやすくなったり操作性も悪くなります。

ハスム

僕は容量の小さいバッテリーをおすすめします!

容量が小さいといっても、例えば[マキタ 10.8V 1.5Ah]の場合、50mmのビスを50本以上は打つことができます。(※木の硬さ等によって増減します)
仮に足りなくなっても2個持っていればローテーションできますし、充電時間も20分程度です。

まとめ

今回はインパクトドライバーの賢い選び方についてご紹介しました。

最後に、ポイントをまとめましたのでおさらいしていきましょう。

まとめ

✅ 用途をはっきりさせる

✅ 信頼性を重視する

✅ 必要な知識を理解する

あとはどのモデルを購入するか決めるわけですが、それについては下の記事で紹介しています。

きっとあなたぴったり一台見つかると思いますので、是非チェックしてみて下さい。

というわけで今回は以上です。

最後までご覧頂きありがとうございました(o_ _)o))

またお会いしましょう!

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