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ALCの外壁を塗装する|DIY

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はじめに

千載一隅のチャンスが到来しました!

こんにちは、ハスムです。

これは昨年12月の話しなんですが、訳あって僕の職場が1ヶ月ほど休みになったんです。

そこで、この時間を有効に使おうと以前からやりたかった外壁塗装をすることにしました。

結論からいうと無事に塗装できたのですが、足場組み以外の作業を1人で行ったということもあり、100時間弱の時間を要しました。

きっとこの記事を読まれている方は、費用を抑えるためにDIYで塗装しようという考えの方が多いと思いますが、前述の通り1日2日で終わる作業ではありません。

心身の負担はかなりあります。

もちろん、金銭的なメリットは大きいですが、大変な作業だということは先にお伝えしておきます。

ハスム

かかった費用は後半部分に記載しています

作業手順

それでは順番に作業を紹介していきます。

作業手順

1.養生
2.足場組み
3.高圧洗浄
4.養生
5.下塗り
6.上塗り1色目
7.上塗り2色目
8.養生の撤去・清掃
9.レタッチ

ハスム

作業中の動画もアップしていますので、そちらも参考にしてみてください。

動画は最後尾に貼ってあります🎥

1.養生

まずは養生からですが、ここでは玄関周りやエアコンの室外機等、足場組む前に養生する必要がある場所を施工していきます。

玄関やウッドデッキはブルーシートを敷きました。

室外機はマスカーで覆い、電源カバーはマスキングテープで養生しました。

窓ガラス等は足場組みの後に行います。

2.足場組み

足場はさすがに自分では組めないので、鳶職人の弟に組んでもらいました。

ここも幸運だったなと思います。

弟とその仲間の計3人で組んでくれました。

言うまでもないかもしれませんが、足場組みだけはプロ依頼したほうが良いと思います。

ハスム

僕の手には負えません💦

3.高圧洗浄

外壁の汚れや劣化した塗膜を落としていきます。

上から下に向かってひたすら洗い流しました。

高圧洗浄機はケルヒャーのK2サイレントという機種を使っています。
あまりパワーはありませんが、逆に言うと対象物を傷める心配がありません。
軽量コンパクトなので家庭用としてはかなり良いと思います。

ハスム

下の記事で詳しく解説しています!

4.養生

再びの養生です。

窓ガラスを中心にマスカーで養生しました。

通気口等、細かい調整が必要な部分はマスキングテープで養生しました。

5.下塗り

ここから塗装に入ります。

下塗り塗料は日本ペイントのパーフェクトフィラーを選びました。

ヨーグルトみたいなペースト状で割と重たい塗料です。

これを砂骨ローラーと刷毛で塗っていきます。

フィラーはあまり伸びないので、塗るのに時間が掛かりました。

ハスム

全面塗装するのに4日掛かっています!

仕上がりはこんな感じです。

膜厚に多少のムラが出ていますが、まぁOKでしょう。。。

シャッターの戸袋は鉄製のため、ここは防錆塗料で下塗りをしています。

6.上塗り1色目

上塗りはアイボリーと茶色で塗り分けるのですが、まずは淡い色のアイボリーから塗っていきます。

上塗り塗料は伸びが良いので、ほとんどの部分をウールローラーで塗りました。

境界ラインのはみ出し前提で塗るため、隠ぺい力の低いアイボリーを先に塗ります。

塗料は日本ペイントのファインパーフェクトトップです。

色はアイボリーで、ND-503という品番です。

樋もこれで塗装しています。

塗料が油性なので樋もそのまま塗装することが可能です。
水性では弾いてしまって上手く塗装できません。

仕上がりはこんな感じです。

2度塗りしているため、こちらも4日掛かりました。

7.上塗り2色目

2色目は茶色で塗装するのですが、塗装する前に境界部分をマスキングします。

これにより綺麗塗り分けラインが実現できます。

マスキングが完了したら、ウールローラーで塗装していきます。

茶色の塗装部分は平面がほとんどなので、ウールローラーでテンポよく塗れました。

ハスム

この工程だけは楽しい作業でした!

塗料はニッペ ファインパーフェクトトップND-343という品番です。

色味は明るめの茶色です。

因みに、塗料は色見本調達した上で購入しています。

色見本は日本ペイントさんのHPから請求させてもらいました。

境界部分の塗装は細心の注意を払いました。

画像を比較してみましょう。

ローラーの向きの違いが分かると思いますが、横向きで塗装すると塗料右側飛散しやすいです。

逆に縦向きで塗装すると塗料右側飛散し難いので、縦向きで塗装しました。

仕上がりはこんな感じです。

こちらも2度塗りで仕上げで、4日掛かりました。

スペック通りの塗膜性能を出すには、2度塗りは必須です。

8.養生の撤去・清掃

塗装が終わったら、養生を撤去します。

養生をしてから2週間ほど経過しているせいか、マスキングテープは粘着が固着してしまって剥がし難かったです。

マスカーは比較的簡単に剥がれました。

マスキングが甘く部分的にはみ出してしまった所がありました。

皮スキで削ぎ落してリカバリーしました。

ガラリ(通気口)のマスキングは上手く出来ていました。

綺麗なラインが出たので良かったです。

撤去が終わったら清掃をします。

画像のように削ぎ落したカスや余剰塗膜の一部が残っています。

これらを掃除機で除去しました。

使用しているのはマキタのコードレスクリーナーです。

ハスム

非常に汎用性が高いので、一家に一台あると便利です!

汎用性(はんようせい)が高いとは幅広く使えるという意味です

9.レタッチ

最後の工程です。

塗装の境界ラインをレタッチで整えていきます。

本来は必要ない工程なのですが、マスキング甘い箇所があり、はみ出してしまった部分がありました。

1時間ほどかけて全体を修正することが出来ました。

ビフォー
アフター

これで全工程が終了となります。

ハスム

このあと足場を撤去してもらい作業完了となりました!

完成写真はこちら👇

塗装前と比較すると見違えるほど綺麗になりました。

塗装前はこちら👇

違いは一目瞭然ですね!

素人DIYの割にはよくできたんじゃないかと満足しています。

猫に破られてしまっていたカーテンも、目隠しシートに替えたことで見栄えが良くなりました(^^)

エアコンのダクトカバーも新調して取り付けたのですが、それは下の記事で紹介しています。

使用工具・資材の紹介

今回の作業で使用した工具や資材の紹介です。

日本ペイント株式会社
¥4,999 (2022/07/07 06:52時点 | Amazon調べ)
ニッペホームプロダクツ㈱
¥2,730 (2022/07/07 07:12時点 | Amazon調べ)
富田刃物(Tomita Cutlery)
¥477 (2022/07/07 08:36時点 | Amazon調べ)

費用について

今回の費用の内訳を記載します。

 品目 金額
 足場代(謝礼)    30,000-      
 足場設置費 90,000-
 塗料 70,800-
 塗装用資材 11,800-

合計   ¥202,600-

おわりに

今回は一人で外壁を塗装したわけですが、本当に途方もない作業でした。

屋根の塗装もあわせるとトータルで140時間くらいの作業です。

ハスム

外壁だけでも90時間から100時間くらいかかっています!

屋根の塗装については下の記事で紹介しています。

冒頭でも触れましたが、費用抑えたいからという動機だけで成し遂げられるほど甘くはないです。

逆に言えば、それだけの時間が確保できるという条件が揃えば、誰にでも可能だと思います。

大変な作業ではありますが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

というわけで今回は以上です。

最後までご覧頂きありがとうございました(o_ _)o))

またお会いしましょう!

動画はこちら👇

【前編】

【後編】

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