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屋根を塗装する|DIY

目次

はじめに

千載一遇のチャンスが訪れました!

こんにちは、ハスムです。

これは昨年12月のことですが、僕の職場が1ヶ月ほど休みになる関係でかなりの時間が取れることになったんです。

そこで、以前からやりたかった屋根外壁塗装をすることにしました。

その中でも今回は屋根の塗装につい紹介していきます。

ハスム

外壁の塗装については下の記事で紹介しています

塗装前の状態

築13年の我が家です。

スレートの屋根ですが、かなり色褪せているのが分かると思います。

苔も発生していました。

苔は塗装する前に除去しておく必要があります

足場について

屋根の塗装は足場組みが前提の作業になります。

足場は自分では組めませんが、偶然にも弟が鳶職人ということで、格安で組んでもらいました。

足場自体も建築屋の幼馴染に借りることが出来たので、そこも恵まれているなと思います。

本来であれば、足場屋さんに依頼し相応の料金が発生します。

ハスム

かかった費用は後半部分に記載しています

作業の紹介

それでは順番に作業を紹介していきます。

作業手順

1.足付け
2.洗浄
3.下塗り
4.上塗り
5.縁切り

1.足付け

まず、棟板金にパッドやすりで足付けを行います。

これにより塗料密着性上がります

パッドやすりの番手は#320です

2.洗浄

足付けが終わったら、屋根全体を洗浄します。

高圧洗浄機で汚れや苔を洗い流すのですが、デッキクリーナーを取り付けて擦りながら落としました。

汚れの酷い北側については、パッドやすりで苔を削り落としてから洗浄しています。

水の飛散防止としてデッキクリーナーを装着しました。
住宅街等でお隣との距離が近い場合は必須だと思います。

2日間かけてキレイにすることができました。

使用した高圧洗浄機については、下の記事で詳しく紹介しています。

3.下塗り

下塗りは板金部分とスレート部分で違う塗料を使います。

まず、板金部分を油性の防錆塗料で塗りました。

5%程度シンナーで希釈してから塗装しています

スレート部分は、屋根用の下塗り塗料(サーフェーサー)で塗りました。

塗料は日本ペイントのパーフェクトクーラーサーフという製品です。

ヨーグルトみたいなペースト状のため、水で適度に希釈してから塗ります。

スレート間の溝や凹部分を刷毛で塗り、あとはローラーで塗っています。

ハスム

思っていたよりも重労働でした💦

屋根は傾斜があるため、腰だけでなく足への負担もかなりあります。
夕方には脹脛(ふくらはぎ)がパンパンでした。

下塗りも洗浄と同じく2日間で終わりました。

サーフェーサーは乾燥後、表面がザラザラした仕上がりになります。
上塗り塗料の密着性が上がるのを肌で感じられました。

4.上塗り

上塗りも要領は下塗りと一緒ですが、2回塗りになります。

一回塗りだと塗膜が薄く、本来の性能を発揮できません。
下の画像の通り、見た目も全然違います。

1回目は下塗り同様、刷毛で溝や凹部分を塗りつつ、ローラーで全体を塗っていきます。

2回目は、刷毛塗りを省いてローラーのみで塗りました。

2回目の刷毛塗りを省いた理由

心身共にキツくなっていたので、時間短縮したかったというのが一点。
あとは、ほんの一部分なのでそこまで耐久性に寄与しないだろうという判断をしました。

ハスム

DIYはそういった手抜き工事?も工夫の1つかなと思っています

上塗りは1回目が2日間、2回目は1日で終わりました。

5.縁切り

塗装が終わったら、最後に縁切りをします。

縁切りとは、塗装によってくっ付いてしまったスレート同士を切り離す作業です。

縁切りをしないと、スレートの横側から入ってきた水が下に抜けず、毛細管現象で横や上に広がっていき、雨漏り原因になります。

画像引用元:https://meisterh指し込んで 

スレート1枚あたり、3ヶ所程度ヘラを指し込んで縁切りをしました。

ヘラは塗料を混ぜる用途で購入したのですが、縁切りも出来そうだったので使用しました。
本来は、皮スキで作業したほうがやりやすいと思います。

作業の途中、誤ってスレートを破損してしまいました。

下の画像は今まさに破片が宙を舞っているところですw

スレートは割れやすいので要注意です。
僕は割ってしまったので、レクセルで接着して修復しました。

レクセルは非常汎用性高いシール材兼接着剤です。

僕は色んな場面で使用しているのですが、詳しくは下の記事で解説しています。

トラブルがありながらも、縁切りは1時間くらいで終わりました。

タスペーサーについて

タスペーサーを使用した縁切りを推奨している人も多いですが、僕はおすすめしません。
理由としては、タスペーサー自体にも耐久性があり、10年程度でまた交換しなければいけないからです。
それだったら、労力を考えた時に縁切りのほうが楽だと思います。
※タスペーサーを設置するだけなら縁切りよりも早いです。

タスペーサー
スレートの下に挟んでクリアランスを確保します
ハスム

タスペーサーのメリットとしては、僕みたいにスレートを破壊する心配が無いことですね💦笑

使用工具・資材の紹介

今回の作業で使用した工具や資材の紹介です。

塗装用の刷毛やローラー、作業靴、ヘルメット、ヘラ等はスーパービバホームにて購入しています

費用について

今回の作業で掛かった費用を記載します。

品目金額
塗料代33,600       
塗装用資材     4,900
足場代(謝礼)30,000
足場設置費90,000

合計    ¥158,500-

本来、足場設置の費用は20万円程度はかかります(家の大きさと期間によって変動)

おわりに

今回は屋根の塗り直し作業を紹介しました。

DIYで本当にできるのか?といった不安もありましたが、無事にやり遂げることができて良かったです。

ハスム

延べ8日間の作業でした!

安全面さえ気を付ければ、あとはそれほど難しい作業はなかったです。

時間が取れる方や体力に自信のある方は、是非挑戦してほしいなと思います。

根気はいりますが、達成感は凄く味わえます!

動画もありますので、そちらも参考にしてみて下さい。

というわけで今回は以上です。

最後までご覧頂きありがとうございました(o_ _)o))

またお会いしましょう!

動画はこちら👇

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